御所 ごせ

現在の御所市。慶長5年(1600)桑山元晴(1563-1620)が御所に陣屋を構え、1万2千石を領した。大坂の陣にも功を積み、加増されて2万6千石となる。元晴のあと子貞晴(1604-29)が継いだが、若死にして後嗣がなく、寛永6年(1629)に断絶した。御所藩が存在したのはわずか29年間であった。その後、御所は一時郡山藩領となり、のち天領(幕府領)となった。葛城川を挟んだ一帯は「御所まち」と呼ばれ、現在も江戸時代の町並みが残されている。鴨都波神社の「ススキ提灯献灯行事」は有名で、奈良県指定無形民俗文化財である。また、御所市は甘柿の原種「御所柿(ごしょがき)」発祥の地としても知られる。