若草山(山焼き)
若草山の山焼きは毎年1月におこなわれる。
(写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)

若草山(昼景)
若草山からは奈良市内を一望することができる。
(写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)

九折山(若草山) つづらおやま(わかくさやま)

東大寺の東にある芝草におおわれた山。もとは葛尾(つづらお)山(九十折〈つづらお〉山)といわれた。近世、三笠(みかさ)山とも称したが、これは隣接する御蓋(みかさ)山(三笠山)と混同されたものである。本来は樹木の茂った山であったが、中世、東大寺山と春日山との境界を示すために芝草山にしたともいわれる。古くは東大寺領に含まれ、近世になると江戸幕府によって公収、周辺村の採草地となった。奈良を代表する伝統行事「山焼き」の舞台である。また、山頂部に鶯塚古墳がある。