松井友閑 まついゆうかん

生没年不詳

戦国・安土桃山時代の武将。もとは尾張清須の町人であったとされる。織田信長に登用され、天正3年(1575)には三好康長の投降を取り次ぎ、天正5年(1577)には反信長の兵を挙げた松永久秀の慰撫に当たるなど、外交面での活躍が見られる。また信長から堺の茶人の保有する茶道具の収集を指示され、その際の茶道具の鑑定を行ったとされる。天正2年(1574)の相国寺での茶会や天正6年(1578)の安土城での茶会ではそれぞれ茶頭に任じられるなど、文化面でも信長を支えた。天正2年(1574)に信長が勅許を得て東大寺正倉院の宝物である蘭奢待を切り取った際には奉行を務めている。信長没後は豊臣秀吉に仕えた。