四聖御影(永和本)
(『大仏開眼一二五〇年 東大寺のすべて』(平成14年奈良国立博物館特別展図録)215頁より転載 所蔵:東大寺)

聖武天皇 しょうむ てんのう

701-756(大宝元-天平勝宝8)

第45代に数えられる天皇(在位724-749)。文武天皇の子で、諱(いみな)は首(おびと)。母は藤原宮子、皇后は光明子で、どちらも藤原不比等の娘である。在位中は遣唐使を2度派遣したほか、仏教を保護して諸国国分寺建立や大仏造立の詔を発した。この時期の文化は天平文化とよばれ、唐や西域の影響を強く受けた仏教美術や華麗な工芸品を中心とした作品がみられる。聖武天皇の遺品は正倉院宝物として現在まで伝えられている。