法華寺
(写真提供:奈良市観光協会)

『大和名所図会』
(所蔵および画像提供:奈良県立図書情報館)

法華寺 ほっけじ

奈良市法華寺町にある光明宗の尼寺。法華滅罪之寺とも称する。天平13年(741)、国ごとに金光明四天王護国寺(国分寺)建立の詔が出された時、光明皇后(701-760、聖武天皇后)が父藤原不比等(659-720)の邸宅を寺に改めて法華滅罪之寺(法華寺)を創建し、総国分寺の東大寺に対する総国分尼寺とした。本尊の十一面観音像(国宝)は光明皇后の姿を模したものとも伝えられる。現存する本堂は、豊臣秀頼(1593-1615)・淀殿(?-1615)の支援により再興されたものである。