薬師寺東塔・西塔・回廊
(写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)

薬師寺 花会式
(写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー 撮影:澤戢三)

薬師寺 やくしじ

奈良市西ノ京町にある寺院で、興福寺とともに法相宗大本山である。天武天皇(?-686〈在位673-686〉)が皇后の病気平癒を祈願して創建したことが『日本書紀』に記されている。初めは飛鳥の藤原京に造営されたが、平城京遷都の後、現在の地に移された。その後、天禄4年(973)の火災や享禄元年(1528)の筒井氏と越智氏の合戦などにより多くの建物が失われた。現在、奈良時代の建物が残るのは東塔のみである。毎年3月25日から31日にかけて「花会式」がおこなわれ、本尊に供えられる10種の荘厳な造花は有名である。平成10年(1998)古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録された。