東大寺大仏殿
(写真提供:奈良市観光協会 撮影:矢野建彦)

『大和名所図会』
(所蔵および画像提供:奈良県立図書情報館)

東大寺大仏殿 とうだいじだいぶつでん

東大寺は、奈良市雑司町にある華厳宗の総本山で、大華厳寺・金光明四天王護国之寺・総国分寺などの異称がある。聖武天皇(701-756〈在位724-749〉)の大仏造立の詔にもとづき、長年をかけて大仏像が鋳造された。それを安置するための大仏殿も建立され、天平勝宝4年(752)盛大な大仏開眼供養会がおこなわれた。治承4年(1180)平重衡(1157-85)の南都焼打ち、永禄10年(1567)松永久秀(1510-77)と三好三人衆との戦乱の兵火で二度焼失し、現在の大仏殿は宝永6年(1709)に再建されたものである。